お尻用の注射針 |
G
(ゲージ) |
外径 |
内径
(o) |
カラーコード
|
用 途
|
27G
|
0.40
|
0.22
|
グレー |
皮内注射、皮下注射 |
26G
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0.45
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0.27
|
ベージュ |
皮内注射、皮下注射 |
25G
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0.50
|
0.32
|
空色 |
皮下注射 |
24G
|
0.55
|
0.37
|
赤 |
皮下注射 |
23G
|
0.65
|
0.40
|
水色 |
動脈・静脈注射、筋肉注射 |
22G
|
0.70
|
0.48
|
黒 |
動脈・静脈注射、筋肉注射 |
21G
|
0.80
|
0.57
|
緑 |
動脈・静脈注射、筋肉注射 |
20G
|
0.90
|
0.66
|
茶色 |
|
19G
|
1.10
|
0.78
|
黄色 |
輸血 |
18G
|
1.20
|
0.94
|
ピンク |
輸血 |
お尻の注射は筋肉注射ですから23〜21G(ゲージ)の針を使います。
直径(外径)では0.65〜0.80oです。
ちなみに内径とは注射液が通る穴の直径の事です。
皮下注射の針が太さ0.40〜0.55oですから、
筋肉注射には、皮下注射よりも太い針を使うっていうことですね。
これは身体の深い所にある筋肉層まで針を刺す必要からでしょう。
太い注射針を刺すんですから、当然それだけ痛みも大きいです。
特に油性剤の注射には、その中でも太い21Gの針を使います。
痛そうですね。
同じGの針でも、長さは何種類かあります。
お尻の注射の時は、皮下脂肪の厚さに応じて
1,1/4"(32o)、1,1/2"(38o)のどちらかを選びます。
脂肪が厚くてお尻の大きい人は長い針を刺されちゃいますよ!
ある調査では、
成人男女の臀部の脂肪の厚さは平均20〜30o位だったそうです。
成人に臀部注射する場合は、ほとんどは長さ38oの針を使います。
ちなみに「1,1/4"」とは、1と1/4インチの事です。
※ 1インチ=2.54p
普通、注射の時は針の長さの3分の2程度を刺します。
もっとも、その人の皮下脂肪の厚さに応じてということですから
もっと深くまで針を刺す事もあるんですね。
結局、お尻には注射針を2〜3pの深さまで刺されちゃうんです。
注射針の針先の形態には2種類あります。
● レギュラーベベル(R.B.)
針先の角度が12度。
針先の部分(斜めにカットされた部分)が長い。
皮下注射、筋肉注射に使用。
● ショートベベル(S.B.)
針先の角度が18度。
レギュラーベベルよりも針先の部分が短い。
静脈注射、動脈注射、採血に使用。
お尻に注射には筋肉注射用のレギュラーベベルの針を使います。
以上をまとめると、あなたのお尻には・・・
・太さ(外径)が、0.65o、または0.70o、または0.80o
・長さが、32o、または、38o
・針先の角度が12度のレギュラーベベル
の注射針がブスリ!と刺されるっていう事になります!
上の表を見ていると、疑問がわきませんか?
20Gの注射針、用途のところが空欄になってますが何に使うのか?
インターネットを見ていて、その一つの答えを見つけました。
淋病の治療用注射薬「トロビシン注」の説明の中で
「20ゲージの針を使用することが望ましい。」と書かれてあるんです。
しかも、この注射薬は殿筋専用、つまり必ずお尻に注射する薬!
ということは・・・・・・
21Gよりもっと太い針でお尻に注射することもあるんですね。
ところで、ここで一つ問題が!
成人女性の臀部(お尻)に注射する場合
38oの注射針でも筋肉層まで針が届かないことがあるんです。
つまり皮下脂肪がそれ以上に厚いというケースですね。
筋肉注射用の注射剤が皮下組織に注射された場合
薬剤の性質によって組織に障害を起こす場合もあるので
これは困った問題です。
臀部の注射部位での皮下脂肪の厚さに関するカナダの調査では
成人女性の多くが4.3p以上あったそうです。
38oの注射針では95%の成人女性で注射針が筋肉まで到達せず
脂肪の内部にとどまってしまったという調査結果も公表されています。
白人女性はお尻の大きな人が多いんですね〜。
そんな豊満なお尻に注射する時はどうすればいいでしょうか?
ある本に「深部筋注用の注射針」の事が載っていました。
その注射針は長さが60o(6p)もあります。
そんな注射針で注射されることになったら怖いですね〜!
あるテレビ番組でそんな長い針を見たことがあります。
スイスの病院で行っている「若返りの注射」がテーマだったんですが、
その時の注射器にすごく長い針がついていたのが印象に残っています。
確かに6p位はありそうな注射針をお尻にブスリと刺してました!
あれが深部筋注用の注射針だったのでしょうね。
【カテラン針】
この深部筋注用の注射針、カテラン針の事のようです。
カテラン針(かてらんしん)というのは局部麻酔などに使う長い注射針で
太さが20G、22G、23Gの3種類、
長さは、60o〜90oもあります。
そして針先は、
レギュラーベベル(R.B.)とショートベベル(S.B.)の中間
刃面の角度が15度のミディアムベベル(M.B.)という形態です。
用途としては、仙骨麻酔、関節腔内注射などと並んで
「肥満の人への筋肉注射」など、針を深く長く刺す必要がある場合に
用いられます。
まさに皮下脂肪の厚い女性の臀部に筋肉注射を打つケースですね!
60o〜90oの長さがある針なら、どんな豊満なお尻の女性でも
たいていは皮下脂肪を貫いて筋肉層まで針先が届きそうです(^^)
チャットで実際にカテラン針を臀部筋肉注射に使ったお話を聞けました!
男性看護師の"na−suさん"のお話です。
患者さんの熱がなかなか下がらず解熱剤を注射をすることになりました。
その患者さんは体型もふくよかで豊満な臀部の女性だったのですが
医師の指示で、臀部にカテラン針で筋肉注射しました。
使用したカテラン針は長さ60o、太さが23Gの針なのですが
これでもカテラン針としては小さめの方になります。
6pの針をお尻に5pくらい刺入しましたが、
かなり長い注射針なので、刺す時に緊張したそうです。
「針を刺した時、身体がピクッと動いてすごく痛そうだった」
というお話でした。
実際に経験した方のお話だけにリアルですね!
という訳で、普通お尻の注射には21〜23Gの針を使いますが
なんと、お尻に18Gの針で注射された話を聞きました。
18Gといえば、輸血用の針で太さが1.2oもあります!
そんな注射針をお尻に刺されたら・・・
掲示板に書き込んでくれた愛知県の"18Gさん"の話です。
”処置室にて推定30歳前後の女性の悲鳴とすすり泣きが聞こえました。
残念ながら、処置そのものは見れずでしたが
衝立越しにナースの会話が悲鳴の前にきけたので、記しておきます。
「○○さん、うつぶせになつてください」「○○の10、筋注で18Gで」
薬品名は聞き取れなかつたのですが、18Gって注射針のことでは・・
ちなみにその女性が処置室から出てきた時お顔拝見したら、
(泣いたために)目がウサギ(のように赤くなっていて)、
稲森いずみに似た可愛い方でした。”
・・・悲鳴とすすり泣き!18Gで注射されたら無理もありません。
ところが今度は"18Gさん"ご自身が注射される事に・・・
”ついにオシリに注射されてしまいました。
それも10ccのシリンジで18Gの針です。
オシリが張り裂けそうで泣きそうになりました。
薬剤は免疫系製剤で白くドロドロしたもので
5分位かけて打たれたのです。今もまだ注射部位が痛みます。 ”
白くてドロドロした薬剤だったので太い注射針を
使わざるを得なくなったのでしょうか?
しかも注射に5分もかけて・・・!
「オシリが張り裂けそう」なんて、想像しただけでお尻が痛くなります。
"18Gさん"、どうぞお大事に・・・。